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BL12 HRC 高分解能チョッパー分光器

概要

高分解能で広くエネルギー・運動量空間を探査し、物質のダイナミクスを観測

研究対象固体中のスピン・原子・分子の運動
特徴高速回転フェルミチョッパーにより、世界最高分解能を実現し、高エネルギー中性子と小角散乱検出器の利用により、これまで到達不可能だったエネルギー-運動量空間へアクセスする事を目指します。

仕様

情報更新:2016-10-31

装置名称高分解能チョッパー分光器 (HRC)
装置の目的・概要物質の磁気励起や格子振動などの素励起を比較的高いエネルギーの中性子を用いて高分解能で測定する中性子非弾性散乱装置
ビームライン番号BL12
モデレータ種類非結合型モデレーター
中性子エネルギー10 < Ei < 500 meV
散乱角水平 -30° ~60°
垂直 ±20°
中性子強度 (試料位置での中性子束@1MW)1x105 n/s/cm2 (ΔE/Ei=2.5%)
エネルギー分解能ΔE/Ei ≥ 2% (@E=0meV)
最大試料サイズ4×4 cm2
試料環境・機器GM冷凍機 (4-300K)
1K冷凍機 (Tmin=0.6K)

ビームラインチーム

共同実験代表者 / 装置責任者伊藤 晋一(KEK, 物質構造科学研究所/J-PARCセンター)
共同実験代表者益田 隆嗣(東京大学物性研究所附属中性子科学研究施設)
副装置責任者横尾 哲也(KEK, 物質構造科学研究所/J-PARCセンター)
浅井 晋一郎(東京大学物性研究所附属中性子科学研究施設)
齋藤 開(KEK, 物質構造科学研究所/J-PARCセンター)
川名 大地(東京大学物性研究所附属中性子科学研究施設)
浅見 俊夫(東京大学物性研究所附属中性子科学研究施設)
杉浦 良介(東京大学物性研究所附属中性子科学研究施設)

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