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BL09 SPICA 特殊環境中性子回折計

概要

機能性材料の静的構造および実用デバイスのoprando測定による非平衡状態の構造のリアルタイム観測

研究対象機能性材料(イオン導電体,誘電体,磁性体,金属など)の階層構造の高精度解析。実用デバイス(蓄電池等)内の非平衡状態の構造変化観測
特徴水素やリチウムといった軽元素を含む材料の精密な構造解析。作動環境下での実デバイス中材料の構造変化観測。
SPICAは、オペランド測定による蓄電池研究に特化したTOF型の特殊環境中性子回折計です。動作中のデバイス内にある活物質の構造変化を時分割データとして測定し、動作中のデバイスの反応を構造変化を通して明らかにします。回折法は、機能性材料の性質およびその特性と構造の関係を理解するのに適した分析手法です。SPICAは、構造情報を得るためにリアルタイム計測による回折技術を備えています。

仕様

情報更新:2017-02-07

装置名称SED
装置の目的・概要高分解能・高強度を活かしたリアルタイム観測によるデバイス中の活物質の構造変化観測および、高機能材料の精密構造解析
ビームライン番号BL09
モデレータ種類非結合ポイズン型モデレータ
d範囲0.3 - 3.7 Å (背面バンク)
0.4 - 5.0 Å (特殊環境バンク)
0.5 - 11.0 Å(低角バンク)
分解能 (Δd/d)最高分解能 0.09%
0.12% (背面バンク)
0.47% (特殊環境バンク)
1.27%(低角バンク)
中性子強度
(試料位置での中性子束@1MW)
5.90×107 neutrons/sec/MW (0.09 - 9 Å)
必要な試料のサイズ、体積1cc程度を標準とする.
試料環境・機器自動試料交換器 (室温, 40試料)
トップローディング型4K冷凍機(4 - 300K)
トップローディング型クライオファーネス (20 - 800K)
その他の特徴・利用に関する注意などなし

ビームラインチーム

装置責任者米村 雅雄(KEK, 物質構造科学研究所/J-PARCセンター)
副装置責任者神山 崇(KEK, 物質構造科学研究所/J-PARCセンター)
鳥居 周輝(KEK, 物質構造科学研究所/J-PARCセンター)
石川 喜久(KEK, 物質構造科学研究所/J-PARCセンター)
清水 勝美(日本アドバンストテクノロジー(株))
塩家 正広((株)Bee Beans Technologies)
南波 薫(WDBエウレカ(株))

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