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BL02 DNA ダイナミクス解析装置

概要

ナノ秒領域のゆっくりとした原子・分子・スピン運動の測定による物質の機能と運動の関係を解明

研究対象生体高分子、ソフトマター、電池材料、触媒材料などの機能性材料中の原子運動、磁性体中のスピン運動
特徴革新的な低BG化加工Siアナライザーと複数エネルギーの同時利用で、これまで困難だった微量の生体高分子試料などからの微弱な非弾性シグナルの測定を、高効率かつ高いS/Nで実現する。

仕様

情報更新:2014-10-07

装置名称ダイナミクス解析装置 (DNA)
装置の目的・概要ダイナミクス解析装置DNAは,本邦初めてのSi完全結晶ウエハを結晶アナライザーに用いる背面反射型逆転配置飛行時間型分光器である. 原子,分子,スピンのナノ秒オーダーの運動を測定する目的で,約1 micro eVの高エネルギー分解能を実現することを目指している。期待される研究分野として,生体物質の機能解明,高分子等のソフトマター物質,電池材料,触媒材料等の機能性材料の開発,磁性物質の研究等が検討されている.
ビームライン番号BL02
モデレータ種類結合型モデレータ
アナライザー結晶と反射指数 (解析エネルギーEf)Si <111>(2.02 meV), Si <311>(7.4 meV)
アナライザーブラッグ角度~87.5 [deg.]
測定角度範囲水平: -164° 〜 +164° ,垂直:-14°;+20°(計画中)
エネルギー分解能1.6 µeV (弾性散乱位置) :Si <111>
7 µeV (弾性散乱位置): Si <311> (計画中)
運動量範囲0.08 < Q < 1.98 [Å-1]: Si(111)
1.04 < Q < 3.79 [Å-1]: Si(311) (計画中)
エネルギー範囲-40 <E < 100 (µeV) :Ef 近傍の1パルス入射の場合
-600 < E < +600 (µeV) : 3スリットでチョッパーを3位相で測定した場合
必要な試料のサイズ、体積1×1×1 cm3
試料環境・機器ヘリウム循環型冷凍機を用いたトップローディング式クライオファーネス (4-600K)

ビームラインチーム

装置責任者柴田 薫(JAEA, J-PARCセンター)
副装置責任者川北 至信(JAEA, J-PARCセンター)
LI Bing(JAEA, J-PARCセンター)
中川 洋(JAEA, 物質科学研究センター/J-PARCセンター)
副装置責任者松浦 直人(CROSS, 中性子科学センター)
富永 大輝(CROSS, 中性子科学センター)
山田 武(CROSS, 中性子科学センター)
小林 誠(CROSS, 中性子科学センター)

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